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2025.04.18

【web個別相談会】目標管理と人事評価

今後5年中小企業に人事評価は浸透するのか

今後5年間で中小企業に人事評価制度が浸透するかどうかは、

いくつかの要因によって左右されます。

 

  • ●浸透を後押しする要因:

人手不足の深刻化: 中小企業においても、優秀な人材の確保と定着は喫緊の課題です。人事評価は、従業員のモチベーション向上、能力開発、公平な処遇に繋がり、結果として人材の定着率向上に貢献します。この認識が高まることで、導入への意識も高まるでしょう。

働き方改革の推進: 働き方改革により、長時間労働の是正や多様な働き方の導入が進められています。成果に基づいた評価制度は、時間ではなく成果で評価する文化を醸成し、柔軟な働き方を後押しする側面があります。

ITツールの進化と低価格化: クラウドベースの人事評価システムや、簡易に導入できるSaaS型の人事評価ツールが増えています。これらは初期費用や運用コストを抑えられ、人事担当者が少ない中小企業でも導入しやすくなっています。

経営者の意識変化: 若い世代の経営者を中心に、人的資本経営や従業員エンゲージメントの重要性に対する認識が高まっています。人事評価制度は、これらの経営戦略を実現するための重要なツールとして位置づけられるようになります。

外部支援の拡充: 中小企業診断士や社会保険労務士などの専門家による人事評価制度導入支援、補助金制度の活用など、外部からのサポート体制も徐々に充実してきています。

  • ●浸透を妨げる要因:

経営資源の制約: 中小企業では、人手や時間、予算といった経営資源が限られています。人事評価制度の設計、運用には一定のリソースが必要となるため、導入に踏み切れないケースも多いでしょう。

ノウハウ不足: 人事評価制度の適切な設計や運用に関する知識・ノウハウが不足している企業が多く、導入に躊躇する要因となります。

従業員側の抵抗感: 評価されることへの抵抗感や、評価制度が導入されることによる人間関係の変化への懸念など、従業員側の心理的なハードルも存在します。

評価者の育成の難しさ: 適切な評価を行うためには、評価者(上司)のトレーニングやスキルアップが不可欠です。しかし、中小企業ではそのための時間や機会を十分に確保できない場合があります。

短期的な効果への期待と失望: 人事評価制度は導入してすぐに効果が出るものではなく、継続的な運用と改善が必要です。短期的な効果を期待しすぎると、途中で運用を断念してしまう可能性もあります。

 

 

◇結論として:

今後5年間で、中小企業における人事評価制度の浸透は、緩やかに進むものの、全面的な浸透には至らないと予想されます。

 

特に、以下のような企業から導入が進むと考えられます。

・従業員数が比較的多く、組織体制を強化したい企業

・優秀な人材の獲得・定着に課題を感じている企業

・ITツールや外部の専門家支援を積極的に活用できる企業

・経営者が人的資本経営に前向きな企業

 

浸透を加速させるためには、中小企業の特性に合わせたシンプルで運用しやすい評価制度の提案、ITツールのさらなる普及と低価格化、そして導入後の適切な運用支援が鍵となるでしょう。

 

 

~人事評価制度の課題は、重要な経営課題です~

 

『こんなお悩みありませんか?』

「評価と報酬が連動していない」、「人事評価制度が形骸化している」、「ずっと同じ人事評価を使用している」など・・・・社員を適切に評価できておらずどんどん不満が溜まってしまう。会社の現状に合わない制度は時間が経つごとに不満が徐々に溜まってしまう。こんな状態が続くと・・・・

採用力が低下したり、優秀社員が退職してしまう、社員のモチベーションが低下してしまう・・・・

人事評価制度の課題を後回しにするのは問題を先延ばしにしているだけです。

 

■開催日時:①7月3日(木)15:00~16:00(1時間)

       ②7月8日(火)15:00~16:00(1時間)

       ③7月14日(月)15:00~16:00(1時間)

※いずれかの日程をお選びください。

 

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